校歌



 作詞者 倉沢 栄吉 先生 明治44年1月栃木県生まれ
              文部省初等中等教育局視学官・東京大学教授
              国語審議会委員・日本読書学会・日本国語教育学会会長などを歴任
 作詞にあたって
 間瀬校長(初代校長)に案内されてはじめて学校を遠望したとき、緑を背景にした「お城」のような印象が今でも鮮明です。さわやかな新校舎、校長室の外を帰っていく生徒のみなさんのきりっとした声々。屋上から見渡す知多の丘と町並み。どれも詩になる。そのうえ、校風づくりに、先生や父母の方々が、何を目指しておられるかを知って、心から共鳴しました。こんなすばらしい学校を、どうやって短い言葉に表すことができるだろうか、と私なりに苦労して作ったのがこの詩です。


 作曲者 中田 喜直 先生 大正12年8月東京都生まれ
              主な楽曲「雪の降る町を」「夏の思い出」「めだかの学校」など
              日本音楽著作権協会理事、日本童謡協会会長などを歴任
 作曲にあたって
 とても格調の高い詩ですので、詩の精神や雰囲気を生かすように努力してみました。みなさんも、詩の内容や言葉を尊重して歌ってください。
 たとえば、さいしょの「なだらかに」ということばは、あまり乱暴に歌い出さないで、しだいに強くして、「みどりを吸えば」のあたりで強くなるように歌うとよいでしょう。「われら青山」は、「われら」と「青山」がつながってしまわないようにしてください。
 何回か歌っているうちに、きっと親しみがわいてくると思います。